ニート美容師が150日でスタイリストデビューするまでの道のり

人は感情でものを買う。

【人は感情でものを買う。】

昨日、僕のお店近くの喫茶店でお会いした男性に、すき焼きをお呼ばれした。


この男性はもともと僕の地元である大阪は堺市に住んでいたそうで、初めて(初めてとは言っても1回だけ)喫茶店でお会いした時に、話の流れで僕の地元の話になり意気投合。


そこから僕の身の上話になり、髪を切りに来て下さるとの事で連絡先を交換し、お店の場所を教えてそこで別れた。


毎日駅前などに立ち、道行く人に声をかけるも、お客様は来ず「集客集客」と頭を悩ませ焦りばかりが先走っていて、正直少し気持ち的にも億劫になっていた。


そして「やっとお一人ご予約が入った」と言うことに安堵し、少し心が軽くなった。







ここ最近の僕は100円のものでも買う時に凄く悩む。


「これは本当に必要なものか?これは自分への投資に繋がるのだろうか?」と。



一向にご予約も入らず収入もないため、ふりかけご飯だけでその日の食事を済ませたり、毎日の出費を200円以内で抑えている僕からすると、この喫茶店の1杯400円のコーヒーは、かなりの出費だし、正直この時も喫茶店に入ろうか入らまいかかなり悩んだ。


だけど、「まずは街を知る事からだ。そこから1人でもお客様として繋がれば。」という思いから、そのやけに重く感じる扉を開けて中に入った。



そしてたとえ"たったお一人"でも、やっとそれが繋がった、この出費は無駄ではなかったと思えて、その時は素直に嬉しかった。




話は前後するが、その数日後の昨日、その男性から「家ですき焼きするんですが?ご一緒にいかがですか?」と言う連絡が来た時は本当に嬉しくて嬉しくて、正に天にも登る気持ちだった。


嬉しさのあまり、メッセージを見た瞬間に「是非行かせて頂きます!」と秒速で返信し、かなり厚かましい奴みたいなり少し後悔した。笑





その後その男性がお仕事から帰宅されるのを少し待ち、待ち合わせ場所で合流しお家にお邪魔させて頂いた。




この日は僕とその男性以外に、男性のご近所さんと同僚の方の計4人での会になった。

前もってそれは聞いていたので、初めてお会いするお二人にご挨拶をして、いい時間だったのもあり、すぐ「乾杯した。




お二人ともとてもいい人達だったこともありすぐに打ち解け、僕の身の上話から、それぞれのお仕事の話まで、本当に色々な話をした。



そういった時間は本当に楽しく、常に笑いが絶えなかった。


思えばこんなに心の底から笑ったのは独立後、初めてだったかもしれない。



いつも頭の中は、目標売上や集客の事で一杯だったから。

だけど、この時ばかりはそんな事忘れてバカ笑いできた。





そんな楽しい時間は一瞬で過ぎ、あっという間にいい時間になり、同僚の方とご近所さんは帰るという感じになった。



そしてふと帰る間際、同僚の方が「僕も松下さんを応援したいので、土曜日に友人と3人で髪を切りに行きますね!」と言って下さった。





この時ばかりは色々なものを忘れて楽しんでおり、そんなつもりは毛頭無かったけど、そう言って頂いて本当に嬉しかった。


本当に、本当に。




そして、この時思った。

「どんな些細な事でも無駄は無いし、こう言う【縁】の様なものは思わぬ所で繋がったりする。
集客とは言っても、結局【人】を呼ぶのは【人】と言うものなんだと。」


今更だけど、何だかそう腑に落ちたものを自分の中で感じた。





必死にやるのは当たり前だけど、集客集客と焦ってもこういった【人】の部分を大切に出来なければ、結局【人】(お客様)は来てくれないのだと。





少し前に僕にある人が言った。

【人は感情でものを買う。】



そんなこと、以前からもともと分かっていたつもりだった。

つもりだったけど、独立し、毎日色々な事で頭を悩ませ、考えるからこそそう言った事を改めて感じる。



僕たちが生業としているものは、目に見えない付加価値の様なものに値段がつくような商売だからこそ余計に感じる。



そして、「お金を稼ぐと言うのはそう言った事の積み重ねなんだ。」と生意気ながら感じた1日だった。



大切なのは【その人に何かをして貰いたい、会いたい、応援したいと思って貰える人間性。】





僕は技術もまだまだで、人間的にも足りない所だらけだけど、せめてそう言った【人】みたいなものだけは何よりも大切にしたいと思う。



毎日失敗ばかりで凹む事も多々ある。



だけどまだまだだからこそ、人一倍頭を使い色々な事を考えて、感じて、『また髪を切って貰いたい。』と思って貰える自分になりたい。

そう、切に思います。




そして、僕は今日もこの喫茶店で1杯400円のコーヒーを飲みながら、それらを感じこの記事書いている。



こんな構成も酷くちぐはぐな文だけど、そういった事を書いてみたくなった。




ほんま、ありがとうございます。

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